不妊治療の保険がついに解禁されました!保険に入る前と後でどう変わるかをまとめましたので不妊治療の保険について知りたい方は一度ご覧ください!

不妊治療の保険がついに解禁!!今までとどう変わるか詳細をまとめました!

【不妊治療保険】ついに不妊治療の保険が発売!ニッセイ"ChouChou!"について解説!

2016年09月06日 21時29分

2016年10月2日より日本生命保険相互会社から、ついに初となる不妊治療の保険が発売されます!
不妊治療の保険は2016年4月に販売の解禁が行われてきましたが、なかなか商品が発売されませんでした。
ようやく発売される不妊治療の保険ですが、しっかり内容を確認して自分に適しているか検討してみましょう!


ニッセイ出産サポート給付金付き3大疾病保障保険"ChouChou!"(シュシュ!)

この保険は、加入対象は女性のみとなっております。
シュシュとはフランス語で「私のお気に入り」という意味だそうです。
名前からして、女性向けにこだわってつけた事が伝わってきますね。

保険期間は10年15年20年3種です。
契約年齢範囲は
  • 保険期間10年:16歳~40歳
  • 保険期間15年:16歳~35歳
  • 保険期間20年:16歳~30歳
となっており、年齢制限が掛かっています。
不妊治療をしている方は、いつまで治療を続けるか・保障がほしいのかを考えて検討しましょう。


保険料の払込期間は全期払で、払い込み方法は月払・年払の2種類になっています。

◆支払保険料例
保険料払込方法:月払い・口座振替
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上記保険料は、あくまでも公開されている資料に基づいて作成していますが、実際の保険料は変動している場合があります。
ただ、通常の保険と比べると割高な感じがするのですが、やはり不妊治療が保障内容に組み込まれているからかもしれません。

 

保険概要

シュシュ!は、大きく分けると3つのポイントがあります。
  • 特定不妊治療・出産時に給付金が支払われる!
  • 3大疾病(がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中)や死亡も保障している!
  • 満期まで継続された場合に、一時金が支払われる!

やはり一番気になるのは特定不妊治療保険ですね。まずはここから内容を見てみましょう。

特定不妊治療への保障

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まず特定不妊治療への保障ですが、所定の特定不妊治療を受けた場合、給付金を受け取れます。

◆特定不妊治療の給付金
1~6回は1回につき5万円
7~12回 は1回につき10万円

となっており、最大12回までしか支払われないので注意しましょう。

所定の不妊治療とは、「体外受精・顕微鏡受精の治療過程で受けた、採卵または胚移植を受けた時」と定められています。
つまり採卵し、肺移植を受けるという施術を行った時には、
採卵(5万円)+胚移植(5万円)=計10万円
が支払われます。
これが7回以上になると給付金も2倍になります。
また併用して各自治体の助成金も利用できるので、高額な不妊治療保険の支払いには大変有難いですね。

但し採卵については、
・第三者への卵子の提供を目的とした採卵
・体外受精または顕微鏡受精の予定がなく、卵子を凍結保存することのみを目的とした採卵

については支払い対象外となりますので、上記を行う際には保障がないことをきちんと理解しておきましょう。

注意点
特定不妊治療に対する保障は、契約した日から2年経過した後にしか保障が開始されません。
つまり、今契約しても特定不妊治療を受けて給付金がもらえるのは、翌々年以降になります。

ここを理解しないとせっかく加入しても治療のタイミングと合わず、無駄になってしまう可能性があるので、自分たちの2年後以降のライフプランも考えて検討したほうがよいでしょう。

また治療を受ける場所も気を付けましょう。
この保険の対象は、「日本国内の病院・診療所における施術」となっています。
保険に加入後、海外に移住しそこで治療を受けても対象外になってしまいます。
海外転勤になる可能性があり、そこで治療を行う予定があるならば、この保険はあまりお勧めできません。

 

出産時の給付金

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この保険では出産時に出産給付金という名目で給付金がもらえます。
またこの給付金は、回数に制限がなく受け取ることができます

◆出産時給付金
1回目 10万円
2回目 30万円
3回目 50万円
4回目 70万円
5回目以降 1回につき100万円


双子を出産した場合には、それぞれの子で1回と計算されるため、計2回分の給付金を受け取れます。
つまり、契約後初めて双子を出産した場合には
一人目10万円+二人目30万円=計40万円
が給付されることになります。
もちろん双子でなくても、一人目・二人目を保険期間中に出産すると上記と同じ金額が給付されます。

 
注意点
出産に対する保障は、契約した日から1年経過した後にしか保障が開始されません。
つまり妊娠が分かってから加入しても、出産までは1年以上はかからないため、対象にはならないということです。

また、流産や死産については対象外となっています。

この保険に加入する方は、不妊治療を行っている・検討している方が多いと思いますので、治療が成功した先のことを考えるのであれば、嬉しい保障内容ですね。


 

3大疾病(がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中)や死亡への保障

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3大疾病とは、いまや国民病とも呼ばれている「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」のことを指します。
この3大疾病は現在日本人の死亡順位ワースト3を占めており、決して他人ごとではない病気です。

不妊治療を行っている中、3大疾病にかかる可能性は0ではありません。
そんな時に、給付金が出るのはとても助けになります。

不妊治療をメインに考えこの保険を考えている方にとっては、不必要かと考える可能性もありますが、一緒に保障されているのであればぜひとも入れておきたい保障です。しっかり確認しておきましょう。

◆三大疾病への給付金
所定のがん(悪性新生物)急性心筋梗塞・脳卒中になった場合 300万円

また がん でも、上皮内新生物等の場合も給付金が支払われます。
がん(上皮内新生物等)になった場合 30万円

そして死亡時も死亡保険金が支払われます。
◆死亡保険金
保険期間中に死亡したとき 300万円

 
注意点
がんに対する保障は、契約した日から90日経過した後にしか保障が開始されません。
また、がんについては保険加入前も含めて初めて「がん」と診断確定された場合のみでしか給付されません

そして一番注意しなければいけないのは、3大疾病保険金と死亡保険金は、いずれか一方のみしか支払われないということです。

つまり、保険期間中にがん(悪性新生物)になり3大疾病保険金を受け取ると、契約が解消されてしまいます
三大疾病と死亡保険金、どちらも受け取れるものではないと割り切り、何を目的にするのかよく考えましょう。


 

満期時の一時金支払い

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保険期間満了時に、一時金で最大100~200万円受け取ることができます。

注意しなければならないのは、出産や特定不妊治療の給付金を受け取っている場合はその金額が差し引かれるということです。

その給付金の計算式は、下記の通りになります。

◆満期一時金 計算式
保険期間10年の場合  100万円+5000円x給付金支払回数ー給付金支払合計額
保険期間15年の場合  150万円+5000円x給付金支払回数ー給付金支払合計額
保険期間20年の場合  200万円+5000円x給付金支払回数ー給付金支払合計額


もし保険期間が10年で、特定不妊治療を1回(採卵+胚移植)、出産を1回行った場合、
100万円+5000円x3ー(5万+5万+10万)=81万5000円
となり、満期時に貰える給付金は81万5000円となります。

この計算だけで、ぐっと満期の給付金額が下がったことがわかると思います。
またこの保険では満期一時金は、支払保険料の合計額を必ず下回りますという注意書きが掲載されています。

よって、満期保険金が支払われると期待していると思ったよりも少なかった、ということになる可能性が高いので、満期保険金については余り期待したないほうがよいでしょう。


 

評価

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特定不妊治療への保障を開始した初の保険ではありますが、対象が契約日の2年以降になることなど、今治療している方にとっては余り意味がない保険でしょう
また満期一時金が、せっかく支払った保険金の総額よりも下回ってしまうのも、宜しく無いと考えられます。

ただ、特定不妊治療の際には高額な費用を払う必要があり「まとまったお金を都度用意するのは難しい」という方には、向いているのかもしれません。

どちらにせよ今回の保険をきっかけに、今後も不妊治療に向けた保険は発売されて行く可能性があります
様子を見つつ、パートナーと保険について相談してみることをお勧めします。